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薬の飲み合わせ、食事の組み合わせ
薬1つ1つは問題なくても、複数の薬を一緒に服用するときの飲み合わせ、薬を飲むとき飲んだ後の食べ物の組み合わせによっては体に悪い影響を与えます。
調剤薬局から薬を処方される際、薬剤師は相互作用を防ぐため、過去の薬歴やお薬手帳にかかれた情報を確認し、処方します。お薬手帳を持っていない、記録されていない薬がある場合は、薬剤師にお知らせください。
薬を飲むときの飲み物
薬の説明書きには「水かぬるま湯で服用」と記載されています。
薬を定期的に飲んでいる方は、薬をまとめて飲んだり、服用する際、手元に残っている炭酸飲料やビールで服用してしまう方もいると思います。
薬には飲み合わせが悪いものもあります。
一部の薬には水以外の飲み物と一緒に飲むと効果が薄れることもあり、作用効果が低下したり、まったく効果が無くなってしまうこともあります。
飲み合わせを注意するべき飲み物
●グレープフルーツジュース
高血圧の薬の種類のうち、カルシウムブロッカーと呼ばれる薬を服用中の人は、グレープフルーツジュースや柑橘系の飲み物との併用でカルシウムブロッカーの効果が増強されるので注意が必要です。
また、グレープフルーツジュースによる影響を受ける時間は24時間とも言われていますので薬を服用中の人はグレープフルーツジュースを避けるのが良いでしょう。
●カフェイン飲料
コーヒー、紅茶、緑茶などに含まれるカフェイン飲料も飲む薬の種類によっては要注意です。
薬局で販売されている解熱鎮痛剤の場合、中枢神経を刺激して鎮痛作用を増強する目的でカフェインが配合されているものがあります。カフェイン飲料と併用してしまうと、過剰にカフェインを摂取することになるので、逆に頭痛を悪化させてしまうことがあります。
●お酒と薬の併用はNGです。アルコール自体の中枢神経抑制作用、肝臓での代謝反応などによって、薬の効果が増強し、副作用が出ることや、逆に効果が弱まってしまう場合があります。薬を服用している間はアルコール摂取は控えましょう。どうしても飲まざるをえない場合は、2~3時間空けて飲みましょう。
薬と食べ物
薬と薬にはよくない飲み合わせがあるように、薬と食べ物との組み合わせて飲み合わせによって薬の効果が変化することがあります。
服用中の薬と組み合わせがよくない食品の一部をご紹介します。
降圧薬 + グレープルーツ
抗結核薬 + マグロ、チーズ
総合感冒薬など + コーヒー、コーラ
ワルファリン + 納豆や青汁
睡眠薬 + アルコール
抗菌薬・抗生物質 + 牛乳・ヨーグルト
胃薬 + 炭酸飲料
免疫抑制剤・強心剤 + セントジョーンズワート
処方された薬を服用する際には、薬剤師の説明をよく聞き、正しく服用しましょう。